不幸なり!現代音楽と現代数学の連なり

 松下眞一、もはやメディアの片隅にも語られることがない、かつての有名人。
 現代数学と現代音楽を股にかけた俊才の作品は、その生みの親とともに時の沈殿のなかに埋もれている。
 位相解析学と現代音楽、その両者の頂点に立つというのは、どこか寒々しい光景ではないか?
 1990年に逝去して以降、彼の楽曲が再評価されることは、ほぼ確率的に皆無に等しいであろう。誰も省みることのない萎んでしまった音楽だ。
 であるからこそ、このささやかなブログにエピタフを建てる意義もあろう。



 これ、途中で缶飲料を飲むという楽譜なのだろうか...。