WolframAlpfaの使い方

 米国のWolframResearchが昨年世に問うた新型検索エンジンが「WolframAlpfa」だ。
WolframResearchは私も愛用するMathematicaのベンダーである。

 何ができるか?
自然言語による数量的な処理である。2010年初頭のAppleの株価、冥王星(このサイトではまだ惑星扱いだけど)の質量、キリスト教徒の人口、ボストンの位置と市長などなどだ。
 面白いのは、Israel/Japanを代入すると国土や人口の比を計算してくれたり、
国民の平均余命などを算出してくれることか。
数学的に使えるのは、勝手な数字を入力するとその簡易表現や連分数を提示してくれる機能だ。

 ラマヌジャンの逸話で有名な「1729」を代入するとその由来を知れる。

1729 is the smallest number with 2 representations as a sum of 2 positive cubes:
1729 = 1^3+12^3 = 9^3+10^3

これが、ラマヌジャンの「1729」をハーディが語った逸話の訳本だ。

ある数学者の生涯と弁明 (シュプリンガー数学クラブ)

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