天然黒鉛が高騰

 レアアースに続き黒鉛でも 
13億人の市場経済が動き始める。巨鯨がわずかに動いただけで、周囲は大騒ぎだ。

中国産の天然黒鉛市況が大幅に上昇している。炭素協会によると、とくに鱗状黒鉛において中国内での需要が拡大していることから、天然球状化黒鉛の原料となる低グレード品が値上がりし、入手が困難となっているという。同黒鉛は、リチウムイオン2次電池(LiB)材料として使用されるもの。足元も日増しに入手コストが上昇しており、原料を確保するため高値でも契約せざるを得ない状況。

     化学工業日報 発行日: 2010/09/21

当然、日本が輸入依存の様々な資源も中国との競り合いになる。大豆、トウモロコシ、海産物、石油、ウラン...。
食料もエネルギーもだ。資源の獲得にインドも参入するだろう。
12億人の市場だ。ドンダケー!

 諸君、次なる衝撃に備えたまえ!