延坪島砲撃事件から日韓関係を考える

 砲火を浴びた延平島の地図・航空写真であります。民間が被害に会うとは困ったことです。
あまり政治的なしかもきな臭い話題はしたくないのですが、「日韓関係」についてコメントをします。
 北朝鮮中華人民共和国によって擁護されています。多少意味合いが違うけれども、イスラエルがUSAから擁護されているようなものです。北朝鮮は潰されることはないでしょうし、藩塀=緩衝国家として温存されてゆくでしょう。

...と思ってたんですが、Wikileaksの情報だと中国高官筋では北朝鮮との関係を必ずしもよいものと考えていないとか、北で「韓流ドラマ」が流行っているとか、イマまでにないような落書きが平壌に増えているなど、内部的な崩壊が進行しているとの情報もあります。つまり、『延坪島砲撃事件』は北の首脳部が軍部と国民の士気崩壊を防ぐためのやむにやまれぬ手段であった可能性が高いようです。したがって、北は機会をとらえては局所的攻撃をしかけてくるでしょう。でないと軍部すら雪崩を打って南になびいてしまうからです。

 韓国はそれに耐えなければなりませんし、頑張ってもらわねばならないでしょう。日本も韓国と手を結び、これまで以上の経済・友好関係を深めてゆく必要があるでしょう。
 司馬遼太郎が指摘するように数少ないウラルアルタイ系の血筋をひく自主独立の民族国家は、韓国と日本、モンゴル人民共和国だけだそうです。

ところで、延坪島は北の軍事施設に取り囲まれている状況です。
北側の島嶼になんかの構造物がありますね。ここからの攻撃なのでしょうか。


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街道をゆく (2) (朝日文芸文庫)

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